AGAのセルフチェックで状態を把握。髪の横や後頭部もチェックしてみましょう

AGAはその正式名称を「Androgenetic Alopecia」と言います。アンドロゲンとは俗に男性ホルモンと呼ばれている物です。これにより起きる脱毛症なので脱毛症を意味するAlopeciaを足して病名となります。

 
近年、薄毛の原因の1つとして認知が広まっているものですが、どの様な病気なのかまでは認知が進んでいません。脱毛症はストレスで起きる特別なものという先入観や、薄毛は加齢で自然と起きるものというイメージがある為、病気のリスクについて理解が進みにくいのが原因です。

 
発病は思春期以降の若い時期から始まります。そして徐々に病状が進行し、症状は薄毛の自覚として現れるものです。早期発見と早期治療により効果的な対策ができる病気ですから、セルフチェックをして症状の有無を確認してみましょう。

 

 

チェックを行うには、病院が公開しているチェックシートを利用するのが簡単です。インターネットのサイト上で診断コンテンツを紹介している病院も多くあります。該当する項目をチェックすればすぐに結果を知ることができて便利なものです。チェックする項目には、額上部や頭頂部の毛髪が薄いかどうかや、思春期以降に髪が薄くなり始めたか等を調べていく事になります。数分で終わる手軽なものです。

 
一般的な症例や病院に訪れた患者の方々の症例と照らし合わせた結果が表示されるので、健康状態や病気の進行状況を大まかに知る事ができます。診断結果は通院の目安の1つとなるでしょう。

 
この際、病院の診断コンテンツには紹介されていないチェック方法ですが、髪の横や後頭部を触って髪のボリュームをチェックしてみましょう。AGAは額の髪の生え際や頭頂部が薄毛になる病気です。しかし、それ以外にも脱毛症は存在するものですから、髪の横や後頭部等を調べることで、自分が別の脱毛症にかかっていないかチェックする機会になるのです。

 

 

セルフチェックを利用する事で、病気は自覚症状が現れる前の段階で発見できます。早期発見は早期治療の第1歩です。発見と治療が早ければ早いほど対策は簡単で治療期間も短くなりますから、早期発見をする事に越したことはありません。逆に、病気が進行した状態では治療は難しくなり治療期間が長く、経済的な負担も大きくなります。重い病気と化してしまう前に、軽い病気の内に治すのが賢明です。

 
チェックを行う事は、もしかしたらと思い当たる所がある方だけでなく、思春期以降の男性に共通して行う価値のある事と言えます。たった数分で終わるチェックをするだけで、重い病気を避けて健康を長く維持する事ができるのです。

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