知っておくと便利なAGAセルフチェック!抜け毛の数え方

男性型脱毛症、AGAは適切な治療によって改善することがわかってきました。日本でも健康保険は使えませんが、クリニックなどで治療を受けることが可能になりました。しかしその抜け毛の原因がAGAなのかそうでないのか、わかりませんよね。そこで自分で簡単にできるセルフチェック法をご紹介します。

 

まずその前にこの脱毛症について少々理解しておきましょう。毛には1本毎にヘアサイクルがあります。成長期、退行期、休止期という3つのサイクルを繰り返して生え変わっているのですが、この脱毛症になるとこのサイクルが乱れてしまいます。本来は成長期でしっかり成長しきってから退行期に移行、そして毛が抜けてまた生えてくるのですが、成長期で成長しきる前に髪が抜け落ちてしまうのです。徐々に成長期が短くなり、最終的に生えてこなくなってしまうわけです。
ヘアサイクルが乱れることが原因なのですが、その元凶がDHTという男性ホルモンの過剰分泌なのです。つまりDHTが過剰分泌を防げばヘアサイクルの乱れは解消されるのです。そこでクリニックなどではDHTを抑制する薬を用いて治療を進めて行くのです。この仕組みを理解したうえでセルフチェック法について説明していきます。

 

まずは1日の抜け毛の量を調べて平均を出すことです。抜け毛といっても部屋中からかき集める必要はありません。排水溝や枕に付いたものを数えましょう。1本1本数えるのが面倒ならぱっと見でもいいでしょう。ここで注目が本数ではなく髪の長さ、太さです。細く、短い毛が多いと要注意です。というのは上記のように髪は本来太く長く成長しきってから抜けるものです。それが細く、短い状態で抜けてしまっているということは成長期で成長しきる前に抜けてしまっているということです。無理に引っ張って抜いたわけでないなら、それは成長期が短くなっている可能性があるのです。細くて短い毛が1割程度なら特に気にすることはありませんが、3割を超えていると要注意です。ヘアサイクルが乱れている可能性があります。そもそもこういった細い毛は排水溝の網を潜り抜けてしまう可能性が高いので、きちんとチェックするには髪が引っかかるように三角コーナー用などの網をはっておくといいでしょう。

 

こういった方法で自分の頭髪の状態をチェックできるのです。これでまずい状態であるとわかったなら、クリニックに通うなり何らかの対策をするといいでしょう。問題なくても油断は禁物です。規則正しい生活や栄養バランスのとれた食事などで、体の内側から頭皮環境を整えましょう。

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